2010年09月

2010年09月03日

8時半のルール

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企業の人材開発プログラム、または公式のイベントなどで話をするとき、若いビジネスマン達の熱心さにはいつも感銘を受けます。ノートをとったり、良い質問をしたり。彼らが真剣に、どうすれば組織の中でより良い仕事をして向上していけるのか学び取りたいと思っていることがよくわかります。


しかしここで、もう少し高度なチャレンジを提案したいと思います。真のグローバルプロフェッショナル?-市場の中で自らの組織を抜きん出た存在へと変えていく人材―は、すべてにおいて、実際に「次の1歩」の行動へと踏み出す人たちです。彼らはレクチャーやトレーニングコースに出るだけでは十分とはしません。鍵となるのは、その後のフォローアップと、自らの仕事への応用です。

私の知る、最も成功している人たちは、懇親会で名刺を集めるだけで終わらず、翌朝さっそく前日会った人たちに思慮深い一文を送り、時にはそこに一歩進んだ質問を付け加えたりします。スピーカーが言及した本のタイトルをメモしたら、すぐに購入し、その日の帰りの電車の中で読み始めます。風呂の中で何かビジネスアイデアが浮かんだとしたら、長いTO-DOリストに書き加えるのではなく、同僚をランチに誘い、そのアイデアを実際にプロジェクト化する方法を探り始めるのです。

私はこれらの観察から得られるルールを「8時半ルール」と呼ぶことにしました。次に誰か面白い人に会ったり、新しいコンセプトを学んだり、あるいはアイデアを思いついたりしたときは、「翌日の朝8時半に何かを実行」するのです。同僚がオフィスに来る前に、eメールの処理に追われ始める前にです。信じてほしいのですが、このタイミングを逃したら、あなたが何かを実行することは二度とないでしょう。

jeffjapan at 13:49コメント(0)トラックバック(0)IdeasLearning 
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